20160327 ホームレスが中学生


 1週間ほど前に借りた映画。途中まで見ていたけど、なんとなくその時は途中で終了。

改めて心に余裕のあるときに見ると、案外最後までクスクス、ふーんとみれた。


 タイトルの通りのはなしだけど、学内の映画研究部がドキュメンタリーを撮る形で須崎くん(ホームレスの転校生)に迫る内容。


  私は料理シーンのでてくる漫画、映画に何故か目がないけど、この映画に出てくる、撮影のために須崎くんのブルーシート宅でキャンプしてるところのスープ作ってるシーンが好き。

なんならスープはドロドロで全然美味しそうじゃないんだけどね(高架下だからなんか薄暗いし)

かもめ食堂とかのおしゃれな感じ、元々料理するぞー!という映画もいいな〜と思う一方、不意に出てくるのがまたたまらんのよね………


 話が逸れたけど、キャストの皆さんにツッコミどころ満載でね。あ、だから心に余裕がなかった一回目はあーってやめたのかも。

体育教師が芸人のパッションだったり。クラスの先生がエロかったり。教頭先生が蛭子さんだし、生徒の親御さん劇団の人っぽいなぁとか。

でもでも、須崎くんだけやけにホームレスに安定感のある演技だと感じていたら、うつのみや八郎さんという芸人だという。ふむふむ。

ちょちょいとググれば本当のホームレスだとか…破産したとか…おぉーーー!なるへそ。

ウィキペディアから得た情報ですが、あそこの文章たちはファンの愛だとか個人的な想いだとかが感じられて良いですね。楽しい。うつのみやさんのは淡々としてる感じだったけど。


 映画全体となると、タイトルからの意外性はそのままに、中学生のクラスメートとしてのホームレスという(すごい字面)みんなの純粋で、良い意味で無知な発想からくる描写が楽しかった。ギャルの子達とかね。大人達もそれを引き立たせる意味では良かったなーって。

社会派〜社会派だよ〜という様にならないのは、キャストのユルさとか、ちょちょい入るラブコメ感…にあると思った。初心で可愛かったし。


自分たちで撮った映画の最後のコメントのシーンとか、クランクアップの時に撮ったんかなーというくらいみんな感極まってる感じあって何故か泣きそうになりました。


 今日はゆったりと昼寝もしたから明日は掃除と洗濯とスケッチしようなーという予定でね。早く起きようね。


目覚ましはかけ……ません。